【活用ガイド】

JVNDB-2007-004533

OpenSSL FIPS Object Module の PRNG 実装におけるランダム性に依存する保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

OpenSSL FIPS Object Module の PRNG 実装は、FIPS 自己テスト中に自動シード処理をしないため、想定よりも予測可能なランダムデータが生成されることにより、これに依存する保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenSSL Project
  • fips object module 1.1.1

想定される影響

攻撃者により、ランダム性に依存する保護メカニズムを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenSSL Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5502
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5502
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#150249
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載