【活用ガイド】

JVNDB-2007-004457

Fedora などで使用される ntfs-3g パッケージにおける任意のブロックデバイスに書き込まれる脆弱性

概要

Fedora および Ubuntu /Gutsy の ntfs-3g パッケージは、間違ったパーミッション (setuid root) を mount.ntfs-3g に割り当てるため、任意のブロックデバイスから読み込まれる、および任意のブロックデバイスに書き込まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ntfs-3g
  • ntfs-3g 1.913-2.fc7 未満

想定される影響

fuse グループメンバシップを伴うローカルユーザにより、ファイルディスクリプタリークが発生し、任意のブロックデバイスから読み込まれる、および任意のブロックデバイスに書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ntfs-3g
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5159
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5159
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載