【活用ガイド】

JVNDB-2007-004449

Windows Live Messenger の GDI engine におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Windows MSN Live 用で使用される Windows Live Messenger の GDI engine には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
本問題は、拡張されたファイルの属性に関連した、MS07-046 の不完全な修正に起因しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Live Messenger 8.1

想定される影響

攻撃者により、共有フォルダのパス配下の新規フォルダ内に不正な形式のファイルを配置されることで、Windows MSN Live オンラインサービスを経由して同期化操作を誘発され、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュまたはシステムクラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5144
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5144
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2007/10/01
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25