【活用ガイド】

JVNDB-2007-004426

Kaspersky Internet Security におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Kaspersky Internet Security は、System Service Descriptor Table (SSDT) 関数ハンドラへの特定のパラメータを適切に検証しないため、以下の脆弱性が存在します。
(1) サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる、および権限を取得される脆弱性
(2) サービス運用妨害 (avp.exe サービス停止) 状態となる脆弱性
本脆弱性は、CVE-2006-3074 と部分的に重複する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


カスペルスキー
  • Kaspersky Internet Security 7.0.0.125

想定される影響

第三者により、以下の影響を受ける可能性があります。
(1) NtCreateSection カーネル SSDT フックを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる、および権限を取得される可能性
(2) NtLoadDriver カーネル SSDT フックを介して、サービス運用妨害 (avp.exe サービス停止) 状態にされる脆弱性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

カスペルスキー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
  2. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5043
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5043
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載