【活用ガイド】

JVNDB-2007-004336

OpenSymphony XWork の Struts サポートにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

WebWork および Apache Struts で使用される OpenSymphony XWork の Struts サポートは、altSyntax が有効になっている際、再帰的に全ての入力を Object-Graph Navigation Language (OGNL) 表記として評価するため、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態となる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


opensymphony
  • xwork 1.2.3 未満、および 2.0.4 未満の 2.x

想定される影響

第三者により、先頭に "%{" シーケンスおよび末尾に "}" を持つフォーム入力を介して、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

opensymphony
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4556
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4556
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載