【活用ガイド】

JVNDB-2007-004311

id3lib の RenderV2ToFile 関数における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

id3lib の tag_file.cpp の RenderV2ToFile 関数には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


id3lib
  • id3lib 3.8.3

想定される影響

ローカルユーザにより、タグ化されたファル名から構築された名前のテンポラリファイルへのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 438540
  • Debian Security Advisory : DSA-1365
Gentoo Linux id3lib Mandriva, Inc. Novell オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4460
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4460
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載
    [2013年10月30日]
      対策：内容を更新
      ベンダ情報：Debian (438540) を追加
      ベンダ情報：Debian (DSA-1365) を追加
      ベンダ情報：Gentoo Linux (GLSA 200709-08) を追加
      ベンダ情報：Mandriva, Inc. (MDKSA-2007:180) を追加
      ベンダ情報：Novell (SUSE-SR:2007:019) を追加
      ベンダ情報：オラクル (CVE-2007-4460 Symlink attack vulnerability in id3lib (aka libid3)) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (Bug 253553) を追加

公表日2007/08/21
登録日2012/09/25
最終更新日2013/10/30