【活用ガイド】

JVNDB-2007-004263

Linux kernel の drivers/char/random.c における乱数ジェネレータの出力を予測される脆弱性

概要

Linux kernel の drivers/char/random.c の xfer_secondary_pool 関数は、バッファの最初の数バイトのみに reseed 操作を実行する、および sizeof 演算子の間違った利用に関する処理に不備があるため、乱数ジェネレータの出力を予測される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.4.35 未満の 2.4

想定される影響

攻撃者により、乱数ジェネレータの出力を予測される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4311
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4311
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載