【活用ガイド】

JVNDB-2007-004257

IBM DB2 UDB における任意のファイルを作成される脆弱性

概要

IBM DB2 UDB には、任意のファイルを作成される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • db2 universal database Fixpak 15 未満の 8、および Fixpak 3 未満の 9.1

想定される影響

ローカルユーザにより、以下を介して、任意のファイルを作成される可能性があります。
(1) 攻撃者の umask 値が特権である場所
(2) /etc/ld.so.preload
(3) 特定の "cron データファイルの場所"
(4) db2licd (db2licm) 内の OSSEMEMDBG
(5) db2licd (db2licm) 内の TRC_LOG_FILE 環境変数
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4272
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4272
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2007/08/18
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25