【活用ガイド】

JVNDB-2007-004190

Microsoft Outlook および Outlook Express における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Microsoft Outlook および Outlook Express は、特定の URI が登録されている際、引数の挿入により、クロスブラウザスクリプティング攻撃を実行される、および任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2007-3670 と類似する脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Outlook
  • Microsoft Outlook Express

想定される影響

第三者により、不特定の URI 内のシェルメタキャラクタを介して、処理中のプロセスを呼び出し、コマンドラインへ挿入され、クロスブラウザスクリプティング攻撃を実行される、および任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4040
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4040
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2007/07/27
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25