【活用ガイド】

JVNDB-2007-004063

Gentoo Linux で使用される nvidia-drivers におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Gentoo Linux で使用される NVIDIA ドライバ (nvidia-drivers) は、安全でないパーミッションを伴う /dev/nvidia* デバイスファイルを作成するため、ビデオカードの設定を変更される、サービス運用妨害 (クラッシュまたは物理的なビデオカードの損傷) 状態となる、および重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NVIDIA
  • video driver 1.0.7185、1.0.9639 および 100.14.11

想定される影響

ローカルユーザにより、ビデオカードの設定を変更される、サービス運用妨害 (クラッシュまたは物理的なビデオカードの損傷) 状態にされる、および重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NVIDIA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3532
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3532
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載