【活用ガイド】

JVNDB-2007-003899

MadWifi の net80211/ieee80211_wireless.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

MadWifi の net80211/ieee80211_wireless.c の (1) ieee80211_ioctl_getwmmparams および (2) ieee80211_ioctl_setwmmparams 関数には、配列インデックスエラーにより、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態となる、カーネルメモリの内容を取得される、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


madwifi
  • madwifi 0.9.3.1 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、過度に大きい負の配列インデックスの値を介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる、カーネルメモリの内容を取得される、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

madwifi
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2831
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2831
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2007/05/23
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25