【活用ガイド】

JVNDB-2007-003642

Kaspersky Anti-Virus などの KL.SysInfo ActiveX コントロールにおけるファイルを読まれる脆弱性

概要

Kaspersky Anti-Virus および Kaspersky Internet Security の KL.SysInfo ActiveX コントロール (AxKLSysInfo.dll) の StartUploading 関数には、任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2007-1112 に関連する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


カスペルスキー
  • Kaspersky Anti-Virus 6.0
  • Kaspersky Internet Security Maintenance Pack 2 build 6.0.2.614 未満の 6.0

想定される影響

第三者により、PUT コマンドを呼び出す匿名の外向け FTP セッションを誘発することで、任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

カスペルスキー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1879
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1879
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載