【活用ガイド】

JVNDB-2007-003603

Linux kernel の net/dccp/proto.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux kernel の net/dccp/proto.c の do_dccp_getsockopt 関数の DCCP support は、optlen の値の上限を検証しないため、カーネルメモリを読まれる、またはサービス運用妨害 (oops) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2007-1730 に関連する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.20 およびそれ以降

想定される影響

特定のアーキテクチャー上で稼動しているローカルユーザにより、カーネルメモリを読まれる、またはサービス運用妨害 (oops) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1734
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1734
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載