【活用ガイド】

JVNDB-2007-003589

PHP のセッションエクステンションにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

PHP のセッションエクステンションには、セッショングローバルから内部ポインタを考慮せずセッション変数の参照カウントを計算するため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 4.4.5 未満の 4 および 5.2.1 未満の 5

想定される影響

攻撃者により、HTTP_SESSION_VARS および _SESSION を解除した後の session_register 内の巧妙に工作された文字を介して、セッションデータハッシュテーブルを破壊され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1700
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1700
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載