【活用ガイド】

JVNDB-2007-003425

Kaspersky Anti-Virus などにおけるファイルを削除される脆弱性

概要

Kaspersky Anti-Virus および Kaspersky Internet Security には、(a) AXKLPROD60Lib.KAV60Info (AxKLProd60.dll) および (b) AXKLSYSINFOLib.SysInfo (AxKLSysInfo.dll) ActiveX コントロールで危険なメソッドを保護しないため、任意のファイルを "ダウンロード" または削除される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


カスペルスキー
  • Kaspersky Anti-Virus 6.0
  • Kaspersky Internet Security 6.0

想定される影響

第三者により、以下のメソッドへの巧妙に細工された引数を介して、任意のファイルを "ダウンロード" または削除される可能性があります。
(1) DeleteFile メソッド
(2) StartBatchUploading メソッド
(3) StartStrBatchUploading メソッド
(4) StartUploading メソッド
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

カスペルスキー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1112
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1112
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載