【活用ガイド】

JVNDB-2007-003396

Linux kernel の tee システムコールにおける重要な情報を取得される脆弱性

概要

Linux kernel の tee (sys_tee) システムコールは、競合状態により、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態となる、重要な情報 (カーネルメモリコンテンツ) を取得される、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.17 から 2.6.17.6

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる、重要な情報 (カーネルメモリコンテンツ) を取得される、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0997
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0997
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載