【活用ガイド】

JVNDB-2007-003343

umount における重要な情報を取得される脆弱性

概要

umount には、Slackware Linux 上の Linux kernel で稼動している際、NULL ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュを誘発される、およびコアファイルコンテンツを含む重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.15

想定される影響

ローカルユーザにより、マウントされた後に物理的に取り外された USB ペンドライブのパス名を伴うプログラムを呼び出されることで、NULL ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュを誘発される可能性、およびユーザによりコアファイルコンテンツを含む重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0822
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0822
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載