【活用ガイド】

JVNDB-2007-003329

Linux kernel におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux kernel には、サービス運用妨害 (oops) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.13 および 2.6.20.1 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された NFSACL 2 ACCESS リクエストを介して、正確でないポインタの開放を誘発され、サービス運用妨害 (oops) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0772
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0772
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2007/02/20
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25