【活用ガイド】

JVNDB-2007-003254

IBM AIX における権限を取得される脆弱性

概要

IBM AIX は、setuid 実行前にファイルディスクリプタのステータスを適切に検証しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2002-0572 の変種です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 2.2 5.3

想定される影響

ローカルユーザにより、ファイルディスクリプタ 0、1、または 2 を閉じられ、setuid プログラムを呼び出されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0392
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0392
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2007/01/19
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25