【活用ガイド】

JVNDB-2007-003137

KDE 用の Kmail におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

KDE 用の Kmail には、"テキストより HTML を希望" が有効になっている際、解放または削除操作に関連する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


KDE
  • kmail 1.9.1

想定される影響

第三者により、特定の table および frameset タグを伴う HTML 電子メールを介して、セグメンテーション違反を誘発され、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

KDE
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-7139
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-7139
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載