【活用ガイド】

JVNDB-2007-003105

Mathcad におけるセキュリティ機能を回避される脆弱性

概要

Mathcad には、セキュリティ機能を回避される、および以下の脆弱性が存在します。
(1) パスワード保護を回避される脆弱性
(2) 変更の検知を回避するためタイムスタンプを変更される脆弱性
(3) ロックを解除される脆弱性
(4) 平文で格納されたロックされたデータを表示される脆弱性
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


mathsoft
  • mathcad 12 から 13.1

想定される影響

ローカルユーザにより、テキストエディタなどのプログラムでワークシートの XML 表現を直接アクセスされるまたは編集されることで、セキュリティ機能を回避される、および攻撃者により、以下の可能性があります。
(1) 既知のパスワードのハッシュを持つパスワードフィールドを置き換えられることで、パスワード保護を回避される可能性
(2) 変更の検知を回避するためタイムスタンプを変更される可能性
(3) "is-locked" 属性を削除されることで、ロックを解除される可能性
(4) 平文で格納されたロックデータを表示される可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

mathsoft
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-7037
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-7037
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載