【活用ガイド】

JVNDB-2007-002963

FLAC libFLAC におけるクライアントに任意のファイルを強制ダウンロードされる脆弱性

概要

Free Lossless Audio Codec (FLAC) libFLAC には、クライアントに任意のファイルを強制ダウンロードされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xiph.Org
  • Libflac 1.2.1 未満

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された .FLAC ファイルの FLAC イメージ用の MIME-Type URL フラグ (-->) を介して、クライアントに任意のファイルを強制ダウンロードされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Xiph.Org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
  2. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6278
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6278
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#544656
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/12/07
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26