【活用ガイド】

JVNDB-2007-002767

Drupal における任意の PHP コードを実行される脆弱性

概要

Drupal は、alphanumeric パラメータのハッシュ値と一致する値を伴う numeric パラメータを含むデータを入力している際、変数のビットを適切に設定解除しないため、任意の PHP コードを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、PHP コマンドの設定解除バグ (CVE-2006-3017) に起因し、PHPにて修正されるべきてあるという意見があり、その場合は Drupal の脆弱性ではありません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Drupal
  • Drupal 5.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、デフォルト URI への callback パラメータを介する drupal_eval 関数を呼び出されることで、任意の PHP コードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Drupal
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5416
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5416
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載