【活用ガイド】

JVNDB-2007-002756

Alcatel-Lucent OmniPCX Enterprise の Communication Server におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Alcatel-Lucent OmniPCX Enterprise の Communication Server は、IP Touch phone からの TFTP リクエストの間に、IP アドレスをキャッシュした後に電話機へ送信される全ての VoIP パケットの行き先としてこの IP アドレスを使用するため、サービス運用妨害 (オーディオの損失) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Alcatel-Lucent
  • omnipcx Enterprise 7.1 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、ファイル名に電話機の MAC アドレスを含む巧妙に細工された TFTP リクエストを介して、サービス運用妨害 (オーディオの損失) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Alcatel-Lucent
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5361
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5361
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/11/20
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26