【活用ガイド】

JVNDB-2007-002717

Duplicity の FTP バックエンドにおけるパスワードを読み取られる脆弱性

概要

Duplicity の FTP バックエンドは、ncftp が呼び出される際、コマンドラインの引数としてパスワードを送信するため、パスワードを読み取られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


duplicity
  • duplicity 0.4.9 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、プロセスおよび引数を一覧にされることで、パスワードを読み取られる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

duplicity
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5201
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5201
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載