【活用ガイド】

JVNDB-2007-002674

Outpost Firewall Pro におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Outpost Firewall Pro は、System Service Descriptor Table (SSDT) 関数ハンドラへの特定のパラメータを適切に検証しないため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となり、権限を取得される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2006-7160 の一部のリグレッションに起因した脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Agnitum
  • Outpost Firewall Pro 4.0.1025.7828

想定される影響

ローカルユーザにより、SSDT がフックする以下を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となり、権限を取得される可能性があります。
(1) NtCreateKey カーネル
(2) NtDeleteFile カーネル
(3) NtLoadDriver カーネル
(4) NtOpenProcess カーネル
(5) NtOpenSection カーネル
(6) NtOpenThread カーネル
(7) NtUnloadDriver カーネル
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Agnitum
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5042
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5042
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/09/23
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26