【活用ガイド】

JVNDB-2007-002672

Ghost Security Suite alpha におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Ghost Security Suite alpha は、System Service Descriptor Table (SSDT) 関数ハンドラへの特定のパラメータを適切に検証しないため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる、および権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ghostsecurity
  • ghost security suite alpha 1.200

想定される影響

ローカルユーザにより、以下のカーネル SSDT フックを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および権限を取得される可能性があります。
(1) NtCreateKey カーネル SSDT フック
(2) NtCreateThread カーネル SSDT フック
(3) NtDeleteValueKey カーネル SSDT フック
(4) NtQueryValueKey カーネル SSDT フック
(5) NtSetSystemInformation カーネル SSDT フック
(6) NtSetValueKey カーネル SSDT フック
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ghostsecurity
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
  2. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5040
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5040
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載