【活用ガイド】

JVNDB-2007-002649

ProcessGuard における権限を取得される脆弱性

概要

ProcessGuard には、System Service Descriptor Table (SSDT) 関数ハンドラへの特定のパラメータを適切に検証しないため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる、および権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


diamondcs
  • processguard 3.410

想定される影響

ローカルユーザにより、以下を含む Windows Native API 関数にフックされるカーネル SSDT を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および権限を取得される可能性があります。
(1) NtCreateFile
(2) NtCreateKey
(3) NtDeleteValueKey
(4) NtOpenFile
(5) NtOpenKey
(6) NtSetValueKey.
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

diamondcs
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4970
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4970
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載