【活用ガイド】

JVNDB-2007-002635

Boa 用の Intersil 拡張機能におけるメモリに格納された管理者パスワードを変更される脆弱性

概要

FreeLan およびその他のデバイス上で使用される Boa 用の Intersil 拡張機能は、文字列定数を使用した入力メモリ領域からのスタック書き込みを制限しないため、メモリに格納された管理者パスワードを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Boa
  • Boa 0.93.15

想定される影響

第三者により、HTTP ベーシック認証 リクエスト内の過度に長いユーザ名を介して、メモリに格納された管理者パスワードを変更される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Boa
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4915
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4915
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載