【活用ガイド】

JVNDB-2007-002609

PIX を稼動している Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) における重要な情報を取得される脆弱性

概要

PIX を稼動している Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) は、AAA が有効になっている際、"test aaa" コマンドから平文のパスワードを含む %ASA-5-111008 メッセージを作成し、リモート syslog に送信するまたはローカルロギングバッファ内に配置するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance 7.0.7.1 未満の 7.0、7.1.2.61 未満の 7.1、7.2.2.34 未満の 7.2、および 8.0.2.1 未満の 8.0

想定される影響

攻撃者により、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要な情報の平文での送信(CWE-319) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4786
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4786
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#563673
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載
  • [2024年02月22日]
      CVSS による深刻度: 内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新