【活用ガイド】

JVNDB-2007-002573

Doomsday におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Doomsday には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


doomsday
  • doomsday 1.9.0-beta5.1 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、以下の可能性があります。
(1) d_net.c の D_NetPlayerEvent 関数で適切に処理されていない過度に長い chat (PKT_CHAT) メッセージを介して、任意のコードを実行される可能性
(2) net_msg.c の Msg_Write 関数で適切に処理されていない過度に長い chat (PKT_CHAT) メッセージを介して、任意のコードを実行される可能性
(3) d_netsv.c の NetSv_ReadCommands 関数で適切に処理されていない多数コマンドを介して、任意のコードを実行される可能性
(4) 末尾の '\0' 文字なしの chat (PKT_CHAT) メッセージを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

doomsday
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4642
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4642
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/08/31
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26