【活用ガイド】

JVNDB-2007-002559

Entrust ESP における証明書認証を偽装される脆弱性

概要

Entrust Entelligence Security Provider (ESP) は、以下を含む特定の状況の証明書を適切に検証しないため、証明書認証を偽装される脆弱性が存在します。
(1) ルート認証局 (CA) 証明書を除外したチェーン
(2) パス検証中は失効ステータス不明を無視するアプリケーション
(3) 証明書パス内の特定のエラーを無視するアプリケーション
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


entrust
  • entelligence security provider 8

想定される影響

攻撃者により、証明書認証を偽装される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

entrust
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4594
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4594
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載