【活用ガイド】

JVNDB-2007-002177

Cisco Trust Agent (CTA) におけるパスワードを含むシステムプリファレンスを変更される脆弱性

概要

Cisco Trust Agent (CTA) には、MacOS X 上で稼動している際、認証を回避される、およびパスワードを含むシステムプリファレンスを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X
シスコシステムズ
  • trust agent 2.1.104.0 未満

想定される影響

物理的にアクセス可能な攻撃者により、ポスチャ検証後 Access Control Server (ACS) がユーザ通知メッセージを生成する場合 Apple Menu を呼び出されることで、認証を回避される、およびパスワードを含むシステムプリファレンスを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3184
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3184
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載