【活用ガイド】

JVNDB-2007-002112

複数の F-Secure 製品の Real-time Scanning コンポーネントにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

F-Secure アンチウイルス製品の LHA 圧縮コンポーネントは、整数ラップに関連する処理に不備があるため、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2006-4335 と類似する脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


エフ・セキュア
  • F-Secure Anti-Virus Microsoft Windows 版および Linux 版 20070529 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された LHA アーカイブを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

エフ・セキュア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2966
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2966
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載