【活用ガイド】

JVNDB-2007-002111

複数の F-Secure 製品の Real-time Scanning コンポーネントにおける権限を取得される脆弱性

概要

Internet Security、Anti-Virus、および F-Secure Protection Service for Consumers ベースのソリューションなどの複数の F-Secure 製品に含まれる Real-time Scanning コンポーネントには、IOCTL (インプット/アウトプットコントロール) および "アドレススペースのアクセス検証" に不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


エフ・セキュア
  • F-Secure Anti-Virus 2005、2006、および 2007
  • F-Secure Internet Security 2005、2006、および 2007
  • F-Secure Protection Service Consumers 6.40 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された I/O リクエストパケット (IRP) を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

エフ・セキュア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2965
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2965
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載