【活用ガイド】

JVNDB-2007-002035

Comodo Firewall Pro における Microsoft Windows API 機能が呼び出される脆弱性

概要

Comodo Firewall Pro および Comodo Personal Firewall は、NT カーネルの特定の Microsoft Windows API 機能に対してプロセス識別子が同一か適切にテストしないため、Microsoft Windows API 機能が呼び出される、ファイアーウォールルールを回避される、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Comodo
  • comodo firewall pro 2.4.18.184、および古いバージョン
  • comodo personal firewall 2.3.6.81

想定される影響

ローカルユーザにより、標準識別子より 1、2、または 3 大きい数値へ変更された識別子を介して、Microsoft Windows API の関数を呼び出される、ファイアウォールルールを回避される、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Comodo
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2729
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2729
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載