【活用ガイド】

JVNDB-2007-001970

Asterisk の IAX2 チャネルドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Asterisk の IAX2 チャネルドライバ (chan_iax2) は、データを適切に NULL 終了しないため、送信データの欠落を誘発し、重要な情報を取得 (メモリコンテンツ) される、またはサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk 20070504 未満

想定される影響

第三者により、0 バイトが欠如するフレームを送信されることで、送信データの欠落を誘発し、重要な情報を取得 (メモリコンテンツ) される、またはサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2488
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2488
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/05/07
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26