【活用ガイド】

JVNDB-2007-001937

Apple QuickTime for Java における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple QuickTime for Java は、QTObject のサブクラス化を制限しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • QuickTime Java 版 7.1.6
  • Apple Mac OS X

想定される影響

第三者により、安全でない関数にアクセスするユーザが定義したクラスを含む Web ページを介して、任意のメモリ領域の書き込みに利用される、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2388
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2388
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#995836
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/05/29
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26