【活用ガイド】

JVNDB-2007-001828

Cisco WLC におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Cisco Wireless LAN Controller (WLC) は、無効な checksum を持つ WLAN ACL 設定を保存するため、ブート時に WLAN ACL の読み込みを阻止される、およびアクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco 2100 シリーズ Wireless LAN Controller 4.0.206.0 未満
  • Cisco 4400 シリーズ Wireless LAN Controller 4.0.206.0 未満

想定される影響

第三者により、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2041
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2041
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載