【活用ガイド】

JVNDB-2007-001826

Cisco WLC のNPU におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Wireless LAN Controller (WLC) の Network Processing Unit (NPU) には、サービス運用妨害 (パケット転送の損失) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wireless LAN Controller 3.2.171.5 未満、4.0.206.0 未満の 4.0.x、および4.1.x

想定される影響

ローカルワイアレスネットワーク上の第三者により、(1) 巧妙に細工された SNAP パケット、(2) 不正な形式の 802.11 トラフィック、または (3) 特定のヘッダ長の値を持つパケットを介して、サービス運用妨害 (パケット転送の損失) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2039
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2039
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載