【活用ガイド】

JVNDB-2007-001816

ファイルの GNU 正規表現コードにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ファイルの GNU 正規表現コードは、AMaViSで当初報告されたように、OS/2 REXX の正規表現でワイルドカードを使用することで適切に処理されないため、サービス運用妨害 (CPU 消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


amavis
  • virus scanner
Gentoo Linux
  • file 4.20

想定される影響

攻撃者により、ラインフィードの文字数が過度に多い巧妙に細工された文書を介して、サービス運用妨害 (CPU 消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

amavis Gentoo Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2026
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2026
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載