【活用ガイド】

JVNDB-2007-001761

複数の Microsoft Windows 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows 2000 から Vsita までの製品には、カーソル、アニメーションカーソルおよびアイコン処理中にメモリが破損するため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (永続的リブート) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2005-0416 と同様の問題です。
本問題は、CVE-2007-0038と重複している可能性があります。その場合は、この識別子に代わってCVE-2007-0038を使用します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 6 および 7
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Vista
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

第三者により、不正な形式の ANI ファイルを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (永続的リブート) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1765
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1765
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載