【活用ガイド】

JVNDB-2007-001757

Apache httpd の suexec における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apache HTTP Server (httpd) の suexec は、競合状態が発生するため、権限を昇格され、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
研究者によると、本脆弱性は「ユーザがドキュメントルートにアクセス可能な、サーバの安全でない設定状態」に依存するため、ベンダは疑問視しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache HTTP Server 2.2.3

想定される影響

ローカルユーザにより、ディレクトリ名を変更またはシンボリックリンク攻撃を実行されることで、権限を昇格され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1741
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1741
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載