【活用ガイド】

JVNDB-2007-001654

GNUMail におけるメッセージの内容を偽造される脆弱性

概要

GNUMail は、GnuPG が呼び出される際、--status-fd 引数が適切に使用されず、複数コンポーネントを持つ OpenPGP メッセージの署名された部分と署名されていない部分を区別できず、検知されることなくメッセージの内容を偽造される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNU Project
  • gnumail 1.1.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、検知されることなくメッセージの内容を偽造される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1269
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1269
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/03/05
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26