【活用ガイド】

JVNDB-2007-001441

Gentoo Linux の gencert.sh スクリプトにおける任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

Gentoo Linux の ebuild として OpenLDAP がインストールされている際の gencert.sh スクリプトは、emerge 中に /tmp 配下にテンポラリディレクトリを安全に作成しないため、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Gentoo Linux
  • Gentoo Linux 2.1.30-r10 未満、2.2.28-r7 未満の 2.2.x、および 2.3.30-r2 未満の 2.3.x

想定される影響

ローカルユーザにより、シンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0476
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0476
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載