【活用ガイド】

JVNDB-2007-001297

Outpost Firewall PRO の sandbox.sys ドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Outpost Firewall PRO の sandbox.sys ドライバは、フックされた SSDT 関数への引数を検証しないため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Agnitum
  • Outpost Firewall PRO 4.0 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、以下への無効な引数を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
(1) NtAssignProcessToJobObject 関数
(2) NtCreateKey 関数
(3) NtCreateThread 関数
(4) NtDeleteFile 関数
(5) NtLoadDriver 関数
(6) NtOpenProcess 関数
(7) NtProtectVirtualmemory 関数
(8) NtReplaceKey 関数
(9) NtTerminateProcess 関数
(10) NtTerminateThread 関数
(11) NtUnloadDriver 関数
(12) NtWriteVirtualmemory 関数
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Agnitum
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-7160
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-7160
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/03/07
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26