【活用ガイド】

JVNDB-2007-001210

sysstat の init スクリプトにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

sysstat の init スクリプト (sysstat.in) は、/tmp/sysstat.run を適切に作成しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


sysstat
  • sysstat 5.1.2 から 7.1.6
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

ローカルユーザにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

sysstat レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3852
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3852
  2. Secunia Advisory : SA26527
  3. SecurityFocus : 25380
  4. ISS X-Force Database : 36045
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 39709
更新履歴

  • [2011年08月12日]
      掲載