【活用ガイド】

JVNDB-2007-001195

複数の CA 製品におけるファイル名の処理に関するバッファオーバーフローの脆弱性

概要

複数の CA 製品の Anti-Virus エンジンには、.CAB ファイル内にあるファイル名の処理に不備があるため、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

影響を受ける製品は複数存在します。詳しくは、CA が提供する情報をご確認下さい。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • VPN-1 Power/UTM (Pro/Express) NGX R65
  • VPN-1 Power/UTM (Pro/Express) NGX R62
  • VPN-1 Power/UTM (Pro/Express) NGX R61
  • VPN-1 Power/UTM (Pro/Express) NGX R60A

想定される影響

.CAB ファイル内にある長大なファイル名により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CA Technologies チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • Check Point Support Center : sk33132
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2863
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2863
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#739409
  3. Secunia Advisory : SA25570
  4. SecurityFocus : 24331
  5. ISS X-Force Database : 34741
  6. SecurityTracker : 1018199
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2007-2072
  8. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 35244
更新履歴

  • [2009年03月27日]
      掲載

公表日2007/06/06
登録日2009/03/27
最終更新日2009/03/27