【活用ガイド】

JVNDB-2007-001178

MySQL の item_cmpfunc.cc にある in_decimal::set 関数 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

MySQL の item_cmpfunc.cc にある in_decimal::set 関数には、巧妙に細工された IF 節によって、ゼロ除算または、Null ポインタデリファレンスが発生する脆弱性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MySQL AB
  • MySQL 5.0.40 以前
  • MySQL 5.1.18-beta 以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MySQL AB レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2583
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2583
  2. Secunia Advisory : SA25188
  3. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1731
更新履歴

  • [2008年06月17日]
      掲載