【活用ガイド】

JVNDB-2007-001147

ClamAV の RAR VM (unrarvm.c) におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ClamAV の RAR VM (unrarvm.c) には、RAR アーカイブの取り扱いに不備があり、NULL ポインタデリファレンスにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ClamAV
  • ClamAV 0.91 未満のバージョン
アップル
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5.2

想定される影響

第三者により巧妙に細工された RAR アーカイブにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ClamAV アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3725
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-079A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-079A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3725
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-079A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-079A
  6. Secunia Advisory : SA26038
  7. X-Force Security Alerts and Advisories : 35367
更新履歴

  • [2008年04月11日]
      掲載